舞台の袖の踊り子 | エドガー・ドガ | 作品詳細
舞台の袖の踊り子
Dancers
- 1900年頃
- パステル、紙
- 66.5×103.5cm
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生涯にわたって古典的な技法を高く評価し、アングルに限りない称賛を寄せたドガは、自らも線を絵画の生命とする画家であった。ドガは晩年になって、油彩やパステルを用いて踊り子を題材に数多くの名作を残している。特にパステルの作品は、ドガが最も得意とする線による速描により、これまでの堅実な制作の基礎の上に、より幅広い自由で多彩な表現を可能とした。この作品では、出番を待つ踊り子たちの微妙な動きが鋭敏で迫力のあるパステルの肉付けによって表現されている。
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ARTIST
エドガー・ドガ
Edgar Degas(1834-1917)
パリに生まれる。優れたデッサン力を示したアングルに傾倒し、その飽くことのない修練が彼の画風の重要な基礎を形成した。彼は常に印象派の傍系を意識して、印象派の画家と呼ばれるのを好まなかった。彼が動態をとらえる格好のモチーフとして選んだ踊り子の一瞬のポーズは、得意の素描力と独創的な視点、光と影のコントラストによって的確にとらえられ、カンヴァスの上に永遠の美として昇華されている。
出品歴
- 2010年9月18日 (土)~12月31日 (金)
ドガ展 横浜美術館(神奈川、横浜市) - 2009年10月24日 (土)~12月20日 (日)
絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡 名古屋市美術館(愛知、名古屋市) - 1995年6月24日 (土)~9月3日 (日)
フランス印象派展—光と色彩の交響曲 サンティジャーナ財団本部、ドン・ボルハの塔(スペイン、サンティジャーナ) - 1992年10月16日 (金)~11月5日 (木)
西洋絵画名作展—ルネサンスから印象派、20世紀の絵画 中国美術館(中国、北京)
東京富士美術館
住所:〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
TEL:042-691-4511
開館時間:10:00~17:00
(16:30受付終了)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は
開館。翌火曜日は振替休館)
JR八王子駅 北口
始発から12:29発までは西東京バス14番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
12:31発以降は、(ひよどり山トンネル経由)西東京バス12番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
(八日町経由)西東京バス11番のりばより)
・創価大学循環
いずれも「創価大正門東京富士美術館」で下車
京王八王子駅
西東京バス4番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
JR拝島駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。
JR秋川駅 ※1時間1本程度運行
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