写真をモダンアートへと高めた20世紀の最重要写真家アンドレ・ケルテス(1894-1985)。小型カメラによる斬新でユニークな構図、叙情豊かな表現は、ブラッサイ(1899-1984)やアンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004)をはじめとする後世の多くの写真家に影響を与えました。 また、同郷の後輩で、20世紀最も偉大な報道写真家と称されるロバート・キャパ(1913-1954)に仕事を紹介したり、カメラの使い方を教えるなど手助けをしたことでも知られています。
このたび、 アンドレ・ケルテス没後40年の節目にあたり、 当館所蔵のヴィンテージプリント165点に貴重な写真集等の資料を含めた約200点を3期に分けて公開いたします。 故郷ハンガリーの時代、多様な芸術家たちと親交を結んだパリ時代、人生の半分以上を過ごしたニューヨーク時代、そして最愛の妻を亡くした一方で世界的な称賛を得た晩年と、その人生を時系列でたどります。
本展がケルテスの生涯と現代に続く写真芸術への功績を振り返る良い機会になれば幸いです。
1期:1⽉11⽇(⼟)〜2⽉2⽇(⽇)、2期:2⽉4⽇(⽕)〜2⽉24⽇(⽉)、3期:2⽉26⽇(⽔)〜3⽉23⽇(⽇)
*モダンプリントと写真集以外は展⽰替え
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