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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

夜会の後で After the Soirée

1774年/油彩、カンヴァス

194.0×133.0cm

貸出中

視線の届く先に─東京富士美術館コレクション展

会期:2024年03月23日 (SAT)2024年06月23日 (SUN)

成都市美術館(中国、成都)

画像のご利用について
教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

真ん中で楽器を奏でる女性は鮮やかな水色の「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」を身にまとい、イギリス趣味の影響で流行ったとされる花飾りのついた小さな帽子を被っている。男性はイギリスのフロックコートを模した「フラック」を着こなし、当時、髪粉が落ちないよう脇の下に挟むことが主流となった三角帽を抱えている。また「クラバット」と呼ばれるネクタイ状のスカーフや、音をさせながらベルトに吊したシャトレーン(帯飾り鎖)、ステッキといった男性の流行りのファッションアイテムをそつなく身につけている。衣装の明るい色彩や艶やかな質感の表現の見事さが目を引くが、婦人たちはややうつろな表情をしており、夜会の後のくつろいだ雰囲気が本作の主要なテーマとなっている。

ARTIST作家解説

ルイ・ロラン・トランケス

Louis Rolland Trinquesse1745/46-c. 1800

トランケスはパリの王立美術アカデミーで学び、オランダのデン・ハーグで絵画修業を続けた。異国での研鑽を通して、精密な写実的表現に磨きがかかり、風俗画や肖像画への関心がいっそう強くなって、画家としての方向が定まったと思われる。王立美術アカデミーの正会員にはなれなかったが、聖ルカ・アカデミーのサロンに替わるサロン・ド・ラ・コレスポンダンスには定期的に展示した。革命後、非アカデミー会員に開放された1791、93年のサロンに参加している。17世紀のオランダ絵画の流れをくむ風俗画や肖像画で人気を博したが、そこに見られる衣服の光沢感や質感の表現、滑らかな絵肌の仕上げに個性と才能が現れている。

同じ作家の作品一覧

INFORMATION作品情報

出品歴

2023年11月28日 (火)~2月28日 (水)

心象とまなざし─東京富士美術館所蔵 西洋肖像画展 南山博物館(中国、深圳)

2023年8月5日 (土)~11月12日 (日)

時代の顔─東京富士美術館蔵西方人物絵画精品展 国家大劇院(中国、北京)

2023年4月19日 (水)~7月23日 (日)

西方人物絵画400年─東京富士美術館蔵精品展 上海宝龍美術館(中国、上海)

2022年12月27日 (火)~4月5日 (水)

心象とまなざし─東京富士美術館所蔵 西洋絵画精選展 遼寧省博物館(中国、藩陽)

2020年5月26日 (火)~8月16日 (日)

フランス絵画の精華 ー大様式の形成と変容 大阪市立美術館(大阪、大阪市)

2020年2月4日 (火)~3月29日 (日)

フランス絵画の精華 ー大様式の形成と変容 九州国立博物館(福岡、太宰府市)

2002年10月12日 (土)~11月17日 (日)

近世フランスの絵画と版画 田川市美術館(福岡、田川市)

2002年8月10日 (土)~10月6日 (日)

近世フランスの絵画と版画 氷上町立植野記念美術館(兵庫、氷上郡氷上町)

2002年6月8日 (土)~7月7日 (日)

近世フランスの絵画と版画 たけはら美術館(広島、竹原市)

2002年4月27日 (土)~6月2日 (日)

近世フランスの絵画と版画 徳島県立近代美術館(徳島、徳島市)

1992年10月16日 (金)~11月5日 (木)

西洋絵画名作展—ルネサンスから印象派、20世紀の絵画 中国美術館(中国、北京)

1990年11月3日 (土)~12月2日 (日)

西洋絵画名品展 湖巖美術館(韓国、京畿道龍仁郡)

1990年9月22日 (土)~10月21日 (日)

西洋絵画名品展 中央日報・湖巖ギャラリー(韓国、ソウル)

来歴

Provenance: Collection of Conde de Mora, since 1820

参考文献

Literature: Catalogue of MasterPieces of European Oil Paintings, Samsung Foundaition of Art & Culture, 1990, pl.no.37

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