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講演会「コリオラヌスの肖像~シェイクスピア、プッサンから、ベートーヴェンまで」

内容
古代ローマの勇将コリオラヌス。政争に敗れてローマから追放された彼は、隣国の部族と組んで祖国を倒そうと企てる。しかし母と妻に説得され戦争を中止したため、隣国の部族から裏切者として殺害された。この事件は、政治的対立と家族愛との葛藤のドラマとして語り継がれ、ヨーロッパの作家や芸術家にインスピレーションを与え続けてきた。
今回の「フランス絵画の精華」展でも、画家プッサンの大作「コリオラヌスに哀訴する妻と母」が展示されている。
本講演では、同じくコリオラヌスをテーマにしたシェイクスピアの劇や、ベートーヴェンの楽曲にも触れながら、コリオラヌスという人物の魅力に迫る。愛とは何か。政治とは何か。そして平和とは何か――。英雄の生涯が、現代の私たちに問いかけるものを考察する。
期間 | 2020年1月10日(金) |
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申込 |
不要。定員200名 |
会場 | 東京富士美術館/本館 ミュージアムシアター |
料金 | 無料(ただし、展覧会の入場料金が必要) |
出演者・登壇者 | 講師:伊藤貴雄(創価大学文学部教授、東洋哲学研究所研究員) |
開催形態 | 現地開催 |
展覧会 | フランス絵画の精華 ー大様式の形成と変容 詳細 |