アネモネ | ラウル・デュフィ | 作品詳細
アネモネ
Anemone
- 1942年
- 水彩・グァッシュ、紙
- 50.0×65.0cm
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デュフィの父は聖歌隊を指揮し、オルガンを弾く大変な音楽好きだった。デュフィは父の音楽に対する感受性を受け継ぎ、明るい色彩に軽快な描線が走るリズミカルな絵で知られるようになる。生涯を通じて多数の作品を残したが、中でも自らの自由な感性をのびのびと描いた水彩画は、彼の芸術の特徴をよく示している。「絵画はオーケストラの楽譜」と語った彼の絵筆は、本作でも軽やかな描線で花々を捉え、主役のアネモネを中心にそれぞれの質感を生かしながらも、一つの画面の中に融合させることに成功している。こうした軽快なタッチは、彼が数々手がけ、人気を得たドレス生地のデザインにも生かされている。
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ARTIST
ラウル・デュフィ
Raoul Dufy(1877-1953)
フランスのル・アーヴルに生まれる。フォーヴィスムの画家。1900年パリに出て、レオン・ボナのアトリエに学んだが、1905年頃、アンリ・マティスの影響でフォーヴィスムに転向。明るい透明感のある色彩、軽快な調子の筆触で独自の世界を築く。1912年頃、ポール・セザンヌの影響を受け、厳しい画面構成に努めるが、彼特有のリズム感のある作風を保ち続けた。水彩画にもその才能は発揮され、タピスリー、ステンド・グラスなど装飾芸術の活動も盛んに行った。ファッション・デザイナーのポール・ポワレとの知遇を得て、テキスタイルのデザインも手がける。
出品歴
- 2010年7月10日 (土)~9月20日 (月)
印象派とモダンアート サントリーミュージアム[天保山](大阪、大阪市) - 2002年7月20日 (土)~9月1日 (日)
近代ヨーロッパ美の巨匠たち—ドラクロワからピカソまで—展 印象派への招待 飛騨高山美術館[企画展示室](岐阜、高山市)
東京富士美術館
住所:〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
TEL:042-691-4511
開館時間:10:00~17:00
(16:30受付終了)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は
開館。翌火曜日は振替休館)
JR八王子駅 北口
始発から12:29発までは西東京バス14番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
12:31発以降は、(ひよどり山トンネル経由)西東京バス12番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
(八日町経由)西東京バス11番のりばより)
・創価大学循環
いずれも「創価大正門東京富士美術館」で下車
京王八王子駅
西東京バス4番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
JR拝島駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。
JR秋川駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。