
5月6日、(株)渡邊木版美術画舗 代表取締役・渡邊章一郎氏を講師にお迎えし、特別講演会を開催しました。
講演では、版元・渡邊庄三郎が創始した「新版画」の制作方法や、その展開について、貴重な資料や制作秘話を交えながらご紹介いただきました。摺りや彫りの工程、分業制作のなかで生み出されたさまざまな工夫など、普段なかなか知ることのできない新版画制作の裏側について、臨場感あふれるお話が展開されました。
川瀬巴水をはじめとする作品の制作過程や、渡邊版ならではの特色についても詳しくご紹介いただき、100名を超える参加者の皆さまは熱心に耳を傾けられている様子でした。作品の魅力をより深く味わい、「新版画」という運動の真価を改めて認識する貴重な機会となりました。