
東京富士美術館の新たな象徴となる陶板を設置、公開します。
この陶板は、当館所蔵の名作、江戸時代の巨匠、鈴木其一による《風神雷神図襖》の高精細複製になります。琳派の伝統的画題を襖の表裏四面に描いたもので、今回は八面すべてを横一列に配しました。すべての横幅は合わせて9.5メートルにもなります。原作は保存上の制約から長期展示が難しいため、変色しにくい陶板での再現を採用しました。
製作は大塚オーミ陶業株式会社の協力により実現し、絹の質感や墨のにじみ、取っ手や縁の光沢に至るまで精緻に表現されています。
おおらかで広々とした空間を、わが物顔で支配する風神雷神図をお楽しみいただければ幸いです。