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『サムライ・アート展』作品紹介(5)

国宝《太刀 銘 吉房》
備前 鎌倉時代中期、13世紀 ふくやま美術館蔵(小松安弘コレクション) [後期展示]
『サムライ・アート展』に出品されている作品をご紹介させていただきます。
吉房は備前長船近くの福岡庄で活動した福岡一文字派を代表する刀工の一人です。福岡一文字派の代表的な刀工が、吉房と則房、助真です。なかでも吉房は同派の刀工において比較的多く在銘作が残っています。
本作は、徳川将軍家に長く伝来した一口で、延宝4年(1676)、徳川綱豊(のちの六代将軍家宣)の元服に際し、四代将軍家綱が贈ったもの。 昭和6年(1931)、国の重要文化財に指定、昭和30年(1955)、国宝に指定されています。

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