10月28日(土)、地域鑑賞会「あそびじゅつかん」が開催され、八王子市立陶鎔小学校の児童、保護者、および市内外の小学校教員が来館されました。
開催中の「世界遺産 大シルクロード展」に入る前に、八王子が絹の産地だったことと関連してシルクロードについての説明がありました。展示室内では馬がモチーフになった作品がたくさんあるなか、約2000年前の後漢時代に作られた《車馬儀仗隊》を鑑賞しました。馬の一体一体が異なっており、馬の尾や耳の形、口や脚の動きなどに着目し、馬の気持ちなどを推察しました。
その後、ロビーに展示中の駱駝の剥製「金峰」「銀岳」の前で、駱駝がシルクロードでは欠かせない存在だったことなどを学び、「特集展示〈シルクロードと日本〉~池田大作先生と平山郁夫先生が紡いだ文化交流の足跡~」展へ移動しました。日本画家・平山郁夫氏の《楼蘭遺跡を行く・日 》《楼蘭遺跡を行く・月 》では、砂漠で人が駱駝に乗って移動する様子を鑑賞しました。
最後に、体験型イベント展示「敦煌莫高窟第285窟 再現模型」へ入り、記念撮影をしました。