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2023.09.30

「世界遺産 大シルクロード展」作品紹介(2)

マニ教ソグド語の手紙 11世紀初め 一級文物 トルファン博物館
現在開催中の「世界遺産 大シルクロード展」に出品されている作品をご紹介させていただきます。 
マニ教の最高位の僧侶である慕闍(もじゃ)の、アリヤーマーン・プフルという人物に宛てたソグド語の手紙です。 差出人は、慕闍に次ぐ称号を持つシャフルヤール・ザーダグです。中央には、受取人への敬意を示すために極彩色の絵が添えられています。金箔押しで祈願文「高位聖職者に栄光あれ」と書かれており、マニ教の白い帽子や楽人の姿が描かれています。その右側には朱印が押されるなど公文書的な性格が強い文書といえます。ソグド語は、6世紀頃に生まれ、7-8世紀以降、中央アジアにおける有力な国際共通語として東西交渉に重要な役割を果たしました。マニ教はペルシアのマニが創始した宗教で、中国にも進出していきました。

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