
6月1日(火)、写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」が開幕しました。
岩合氏は、日本人写真家として初めて「ナショナル ジオグラフィック」誌の表紙を2度も飾るなど世界的に有名な動物写真家で、ネコは約半世紀ライフワークとして撮り続けています。週刊朝日の「今週の猫」や、月刊「潮」の「世界のネコたち」の連載も好評を博しています。
本展は、岩合氏がヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジアなど世界15地域で出会ったネコたちの写真作品209点を展示します。
岩合氏は「ネコを美しく撮るためには、背景となる土地の環境、風土が大切。そのため、常に背景を気にしながら撮っている」と語ります。
愛くるしいネコたちの写真を見ながら、ネコたちを通して見えるそれぞれの土地の景色や自然の美しさ、ヒトたちの暮らしの様子もお楽しみください。
また、5月31日(月)には岩合氏にご来館いただきました。岩合氏からは開幕にあたり「普段、ネコに馴染みのない方でも、本展をご覧になればネコのことをより深く理解していただけると思います。ぜひ展覧会にお越しいただき、お気に入りの1枚を見つけていただけたら嬉しいです。」とのメッセージをいただきました。
同時に新館・常設展示室1~5室では「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」、6〜7室では「[写真コレクション特集]LOVE イヌ・ネコ 写真展」を開催。古くから人間のパートナーとして世界中で親しまれ、愛され続けているイヌとネコ。本展では当館の写真コレクションより、19世紀末から20世紀にかけて、多くの写真家の心をとらえてきた、愛嬌に満ちたイヌとネコの姿をお届けします。戦時下において人間とともに生きる愛犬・愛猫の姿をとらえた、20世紀を代表する報道カメラマン、ロバート・キャパのコーナーも必見です。
会期は8月29日(日)まで(「LOVE イヌ・ネコ 写真展」は9月5日まで)。皆さまのご来館を心よりお待ちしています。
※当館では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策をとっております。開館時間を一時間短縮し、10:00~16:00(15:30受付終了)といたします。なお、館内の密をさけるために、入場をお待ちいただく場合があります。ミュージアム・シアター、ライブラリー、キッズルームはご利用いただけません。
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