From TFAM’s Private Collection of Photographic Art: A Pictorial History of Japan from the 19th to the 20th Century by Photographers of the World
開催期間 2014年12月2日(火)~2015年3月29日(日)
休館日:月曜休館(祝日の場合は開館。翌日火曜日が振替休館)年末年始(12月26日〜1月5日)
開館時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
会場:東京富士美術館:新館・常設展示室7〜8
主催:東京富士美術館
日本における写真史の黎明期である幕末から明治期(1868-1912)の写真は、当時の日本の姿を現在に伝える稀少な遺産であり、また写真技法や史実の研究においても重要な資料となっています。本展では幕末の開港直後から近代化の確立を迎える明治中期にかけて、国内外の写真家が日本の風景や風俗を撮影したものを前期・後期あわせて約40点紹介します。撮影地は東京・京都などの主要都市、神戸・横浜などの外国人居留地、また観光地や名勝などで、主に来日した西洋人が記念に持ち帰るために制作されたものです。これらの写真の特徴として、歴史的な資料としての価値の他に、色彩の美しさ、画像精度の高さが挙げられます。 着色技師による繊細な感覚の美しい手彩色は、その後のカラー写真とは異なる、美術作品としての価値を生み、西洋人を魅了しました。また、遠くの木々の枝や人物の服装までもが判別できるほど精度の高い風景写真は、写真の原板が現在と比べて非常に大きかったことや、当時の澄んだ空気が起因していると考えられています。近世から近代へと急激に変化を遂げた幕末から明治期の日本。写真から浮かび上がる、西洋人が夢中になった“Nippon(ニッポン)”をお楽しみください。[2015年2月2日(月)の休館日に展示替を行います]
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