SUMMARY作品解説
ARTIST作家解説
橋本関雪
Hashimoto Kansetsu1883-1945
兵庫に生まれる。はじめ片岡公曠に四条派を習い、20歳で竹内栖鳳の竹丈会に入門。第2回文展で初入選。その後、中国の故事や文学を主題にした作品を次々と発表。第3回展の《失意》(京都国立近代美術館蔵)、第4回展の《琵琶行》(DIC川村記念美術館蔵)がそれぞれ褒状を受賞した。第6回展では一科と二科の双方で褒状を受け、画家として広く認められた。30歳で初めて中国を訪問。以後60回以上にわたって、同国を訪れ、現地の写生を基とした新しい南画作品(新南画)を創り出した。大正7年(1916)の第12回文展で《木蘭》(橋本関雪記念館蔵)が特選を受賞し、永久無鑑査となる。晩年は《玄猿》(東京芸術大学蔵)、《唐犬図》(大阪市立美術館蔵)に代表される動物画を描き、新境地を開いた。
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