1804-09年頃/油彩、カンヴァス
25.0×35.0cm
SUMMARY作品解説
フレミーはダヴィッドのもとで新古典主義風の作品を描くことを学んだ画家。本作はダヴィッドの記念碑的作品でルーヴル美術館に所蔵されている《皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式》に基づいた複製画である。戴冠式は、教皇ピウス7世出席のもと、ノートル=ダム大聖堂で盛大に行われた。ここでナポレオンは、本来教皇から授けられる王冠を自らの手で戴冠し、「フランスの領土を保全し、国民の権利と平等と自由を尊重する」と宣言した。
ARTIST作家解説
ジャック=ノエル=マリー・フレミー
Jacques-Noël-Marie Frémy1782-1867
フランスの画家、細密画家、版画家。ジャン=バティスト・ルニョーとジャック=ルイ・ダヴィッドに師事。1808年からサロンに出品し、1817年に銀メダルを受賞した。歴史画をはじめ風俗画や肖像画を描くとともに、ナポレオン時代やその後の復古王政を題材にした作品を残した。版画家としても、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルと協力して仕事を行なっている。1830年から48年までルーヴル美術館の絵画修復家としても活躍した。
同じ作家の作品一覧
INFORMATION作品情報

2019年1月12日 (土)~5月4日 (土)
西方絵画500年 上海宝龍美術館(中国、上海)
2018年10月23日 (火)~12月23日 (日)
西方絵画500年 清華大学芸術博物館(中国、北京)
2017年4月29日 (土)~6月25日 (日)
東京富士美術館コレクション −美の東西− 新居浜市美術館(愛媛、新居浜市)
2015年9月20日 (日)~10月25日 (日)
戦争と平和展 長崎県美術館(長崎、長崎市)
2015年7月25日 (土)~9月13日 (日)
戦争と平和展 広島県立美術館(広島、広島市)
EXPLORE作品をもっと楽しむ

全国の美術館・博物館・アーカイブ機関を横断したプラットフォームでコンテンツを検索・閲覧でき、マイギャラリー(オンライン展覧会)の作成などができます。