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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

キャンベル・スープ缶 Colored Campbell’s Soup Can

1965年/シルクスクリーン・アクリル、カンヴァス

92.0×61.0cm

展示中

西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで

会期:2024年04月09日 (TUE)2024年06月23日 (SUN)

東京富士美術館:新館・常設展示室1〜5

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教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

ウォーホルはアメリカのポップアートの旗手として、非常に衝撃的で独創的な作品を制作した。彼は人気スターの写真や、工業製品などのデザインを主題にして、そのオリジナルのイメージを保ったまま、鑑賞者の受け止め方を変化させることで、全く「新しい」芸術作品を次々に創造する、という離れ業をやってのけたのである。 このために活用された手法が、イメージを繰り返し反復して見せることであり、本作はその典型的な代表作。あるイメージが幾度となく繰り返して目の前に提示されることで、本来そのイメージに持たされていた意味や宣伝メッセージが薄れ、新しい見え方が鑑賞者の前に現れてくる。 「今日のスープは用意しましたか。一日一回、毎日スープ。もちろんキャンベル・スープ」という宣伝メッセージは、ウォーホルの手による反復の過程の中で、企業の商品宣伝の意味を失い、アートとして生まれ変わってくる。この効果を実現するためにウォーホルが活用したのが、版画技法であるシルクスクリーン技法であった。ウォーホルはこの版画技法とアクリル絵の具による絵画表現をミックスして複製技術と手仕事の組み合わせによる制作を行った。「複製」と「オリジナル」がウォーホルという独創性豊かな芸術家の仕事によって結びあわされた結果、「ウォーホルのスープ缶」が誕生した、とでもいえようか。

ARTIST作家解説

アンディ・ウォーホル

Andy Warhol1928-1987

アメリカ・ピッツバーグ出身のポップ・アートの代表的作家、版画家、映画製作者。広告デザイナーとして出発し、1960年代には、スターのピンナップや漫画などの大衆的な商業美術からのイメージを主題とした作品を発表。反復の手法を多く用い、シルクスクリーン技法を絵画へ応用し、独創的な作風を確立。1965年には映画製作への専念を宣言しつつも作品制作とデザインの創作は続けられた。代表作には《32のキャンベルスープ缶》(ニューヨーク近代美術館蔵)など。

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