羽織を持つ美人 Courtesan Seeing the Customer Out
天保期(1830-43)/木版多色刷 幅広柱絵判錦絵
72.4×24.9cm
SUMMARY作品解説
ARTIST作家解説
溪斎英泉
Keisai Eisen1791-1848
江戸に生まれ、幼い頃、狩野白珪斎に入門する。仕官した後に一度浪人の身となり、菊川英山の父英二の家に寄寓し、20代半ばから浮世絵師としての活動を始める。はじめは英山の影響を感じさせる画風を示したが、やがて独自のつり上がった目と半開きの口元を特長とした濃艶で情念のこもった美人画を描き、人気をさらった。また当時流行した輸入顔料であったベロリン藍(ベロ藍)一色で仕上げた藍摺作品の第一人者としても知られる。
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INFORMATION作品情報

出品歴
1997年6月14日 (土)~7月7日 (月)
美の交流史をたどる 東西の美 400年展 石川県立美術館(石川、金沢市)
1995年9月16日 (土)~10月1日 (日)
浮世絵名作展 シンガポール髙島屋アートギャラリー(シンガポール、シンガポール)
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