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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

テラスにて On the Terrace

1874年/油彩、カンヴァス

45.0×54.0cm

貸出中

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵

会期:2024年04月20日 (SAT)2024年06月23日 (SUN)

郡山市立美術館(福島、郡山市)

画像のご利用について
教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

本作が描かれたのは、記念すべき第1回印象派展が開かれた1874年の夏。場所はノルマンディ海岸沿いのフェカンで、父方の親戚であり、モデルも務めたリュシアン・ブルジエ夫人の別荘である。モデルは男性服を彷彿とさせる「テーラード・カラー」(背広型の襟)があしらわれた外出用と思われるツーピース状のドレスに麦わら帽子という比較的くつろいだ服装をしている。テラスから遠景を見下ろす構図は斬新で、遠景の海にはヨット遊びに興じる人々の姿も確認できる。本作は1877年の第3回印象派展にモリゾが出品した12点のうちの一つでもある。本作は印象派を擁護する批評家の目を奪い、賞賛を受けた。

ARTIST作家解説

ベルト・モリゾ

Berthe Morisot1841-1895

フランスの女流画家で印象派の一人。ブールジュに生まれる。家系に18世紀の風俗画家ジャン=オノレ・フラゴナールをもつ。ジャン=バティスト・カミーユ・コローに師事し、風景画を学んだが、その後エドゥアール・マネに会い、弟子となった。《バルコニー》(オルセー美術館蔵)をはじめ、マネのモデルとして名作の誕生にも貢献している。またマネの弟ウジェーヌと結婚し義妹ともなった。1874年の第1回印象派展に《ゆりかご》(同館蔵)を出品し、第8回展まで出品し続けた。彼女の作品には都会的で軽快なセンスと明るい色彩があふれ、女性的で細やかな情感がにじみ出ている。

同じ作家の作品一覧

INFORMATION作品情報

出品歴

2024年1月27日 (土)~4月7日 (日)

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 東京都美術館(東京、台東区)

2023年1月28日 (土)~7月2日 (日)

部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで ポーラ美術館(神奈川、箱根町)

2019年6月18日 (火)~9月22日 (日)

ベルト・モリゾ オルセー美術館(フランス、パリ)

2019年1月12日 (土)~5月4日 (土)

西方絵画500年 上海宝龍美術館(中国、上海)

2018年10月23日 (火)~12月23日 (日)

西方絵画500年 清華大学芸術博物館(中国、北京)

2017年4月29日 (土)~6月25日 (日)

東京富士美術館コレクション −美の東西− 新居浜市美術館(愛媛、新居浜市)

2015年10月8日 (木)~2月21日 (日)

日本が愛した印象派─モネからルノワールへ ドイツ連邦共和国美術展示館(ドイツ、ボン)

2015年6月27日 (土)~8月30日 (日)

美の饗宴 西洋絵画の300年―バロック、ロココからエコール・ド・パリまで 八幡浜市民ギャラリー(愛媛、八幡浜市)

2015年4月29日 (水)~6月21日 (日)

美の饗宴 西洋絵画の300年―バロック、ロココからエコール・ド・パリまで 徳島県立近代美術館(徳島、徳島市)

2014年3月11日 (火)~5月11日 (日)

光の賛歌 印象派展 ─パリ、セーヌ、ノルマンディの水辺をたどる旅 京都文化博物館(京都、京都市)

2014年1月15日 (水)~3月2日 (日)

光の賛歌 印象派展 ─パリ、セーヌ、ノルマンディの水辺をたどる旅 福岡市博物館(福岡、福岡市)

2012年3月24日 (土)~5月27日 (日)

カミーユ・ピサロと印象派 永遠の近代 宇都宮美術館(栃木、宇都宮市)

2010年4月6日 (火)~7月25日 (日)

マネとモダン・パリ 三菱一号館美術館(東京、千代田区)

2009年6月6日 (土)~7月20日 (月)

絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡 ひろしま美術館(広島、広島市)

2008年12月23日 (火)~2月8日 (日)

モネ「印象 日の出」展 名古屋市美術館(愛知、名古屋市)

2007年9月15日 (土)~11月25日 (日)

ベルト・モリゾ展 ─美しき女性印象派画家─ 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京、新宿区)

2006年6月17日 (土)~10月29日 (日)

ベルト・モリゾ展 ロデーヴ美術館(フランス、ロデーヴ)

2003年10月24日 (金)~12月14日 (日)

モネと印象派の画家たち —パリ・マルモッタン美術館コレクションを中心に— 松本市美術館(長野、松本市)

2003年8月22日 (金)~10月13日 (月)

モネと印象派の画家たち —パリ・マルモッタン美術館コレクションを中心に— 島根県立美術館(島根、松江市)

2002年6月20日 (木)~11月19日 (火)

ベルト・モリゾ展 ピエール・ジアナダ財団(スイス、マルティニー)

2002年3月10日 (日)~6月9日 (日)

ベルト・モリゾ展 リール美術館(フランス、リール)

1996年3月30日 (土)~6月30日 (日)

印象派はこうして生まれた アカデミスムからクールベ、マネ、モネ、ルノワール 東武美術館(東京、豊島区)

1995年6月24日 (土)~9月3日 (日)

フランス印象派展—光と色彩の交響曲 サンティジャーナ財団本部、ドン・ボルハの塔(スペイン、サンティジャーナ)

1994年9月20日 (火)~11月27日 (日)

1874年─パリ [第1回印象派展]とその時代 国立西洋美術館(東京、台東区)

来歴

Provenance: Henri Rouart, Paris, sale, December9-11,1 912, lot 258 Succession Pra, Paris, sale, June 17, 1938, lot46 Henri Gouin, Paris Private Collection, Paris Exhibited : Paris, 6 rue Le Peletier, Torsiéme Exposition de Peinture, April 1877, no.122 Paris, Galerie Berheim-Jeune, Exposition d’oeuvres de Berthe Morisot, May 6-24, 1929, no.74 Paris, Musée Jacquemart-André, Berthe Morisot, 1961, no.10 Paris, Musée Jenisch, June 24 to September 3, 1961, no.6

参考文献

Literature: Monique Angoulvent, Berthe Morisot, Paris, 1933, no.52 M.-L. Bataille and G,Wildenstein, Berthe Morisot, Paris, 1961, No,37, pl.21 P. Huisman, Berthe Morisot, Lausanne 1962, p.19 (illustrated) C.F. Stuckey (ed.), Berthe Morisot Impressionist, 1841-1895, exhibition catalogue, Kimbell Art Museum, Fort Worth, 1987-88, p.62, fig.38

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