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アントニー・ヴァン・ダイクに帰属( Attributed to Anthony van Dyck (1599-1641))の作品が 1件見つかりました。

アントニー・ヴァン・ダイクに帰属

Attributed to Anthony van Dyck (1599-1641) 1599-1641

フランドル出身の17世紀最大の画家の一人。アントウェルペンで生まれる。ペーテル・パウル・ルーベンスの工房で制作しながら、ルーベンスのもつ優雅で宮廷的な画風の一面を受け継ぎ、神話画、宗教画、ことに肖像画にその天才的才能を発揮した。16歳のときには工房を構え弟子をもっていたと伝えられ、若くして華やかな活動を展開し、21歳でイギリスのジェームス1世の宮廷画家となった。22歳からの6年間はイタリアで過ごし、ヴェネツィア派とりわけティツィアーノ・ヴェチェッリオの作風を吸収しつつ、貴族の肖像画を数多く手がけ大成功を収めた。後年、チャールズ1世の宮廷画家として没年までイギリスで過ごし、騎士の称号を受けた。代表作に《チャールズ1世の肖像》(ルーヴル美術館蔵)などがある。