JP
やさしい日本語
ON

SEARCH RESULTS収蔵品検索結果

アンブロワーズ・デュボワ( Ambroise Dubois)の作品が 1件見つかりました。

アンブロワーズ・デュボワ

Ambroise Dubois 1543-1614

アンブロワーズ・デュボワはフランドル出身の画家だが、修業時代のことはわかっていない。フェリビアンは、デュボワは25歳の時にフランスに赴いたと記しているが、異説もある。フランドル出身の多くの画家はフランスで活動しており、その例に倣ったのであろうか。 やがてアンリ4世時代の第二次フォンテーヌブロー派の主要画家のひとりとして、宮殿を中心に旺盛な制作を続けた。「楕円形の間」(現ルイ13世の間)を『エチオピア物語』の15の場面で、「王妃の書斎」を『エルサレム解放』の8つの場面で飾り、アンリ4世の生涯とディアナの物語で装飾した「ディアナのギャラリー」(現図書室)は畢生の大作となった。 1595年に国王首席画家となり、1606年には王妃の画家という資格で支払いを受けている。 マニエリスムの洗礼を受けて典雅な神話画や仮想肖像画を制作したが、事物の精緻な写実表現には、北方美術の特質が現れる。 瞠目すべきは、均整のとれた画面構成や色彩の諧調など、フランス絵画の大様式の先駆ともいえる表現を達成したことである。

CURRENT
EXHIBITIONS現在開催中の展覧会