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渡辺省亭( Watanabe Seitei)の作品が 1件見つかりました。

渡辺省亭

Watanabe Seitei 嘉永4(1851)-大正7(1918)

江戸神田(現在の東京都千代田区)に生まれる。本姓は吉川。名は義復。16歳で菊池容斎に入門。柴田是真にも私淑する。22歳の時、父の同胞である渡辺家の養子となり渡辺姓を名乗る。明治8年(1875)より起立工商会社にて輸出工芸品の図案の仕事に従事する。同10年(1877)の第1回内国勧業博覧会で省亭が芭蕉山鳥を画した同社製の花瓶が花紋賞牌を受賞。自身も《群鳩欲水盤ノ図》(フリーア美術館蔵)を出品する。翌年、パリ万国博覧会に合わせ渡欧。2年ほど滞在しドガやゴンクールなどとも交わりをもつ。帰国後、内国勧業博覧会、アムステルダム万国博覧会に出品。同23年(1890)、版本『省亭花鳥画譜』を発行。同26年(1893)にはシカゴ万国博覧会に《雪中群鶏図》(東京国立博物館蔵)を出品し反響を呼んだ。これ以後は画壇から遠ざかり、国内外から注文を受けながら粛々と画業に勤しんだ。66歳で没。

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