清人( Kiyondo)の作品が 1件見つかりました。
Kiyondo
清人は、文政12年生まれ、野鍛冶から身を起こし、嘉永5年、26歳で源清麿の弟子となり、慶応3年6月、豊前守を受領、庄内藩工となる。師匠の清麿没後は、兄弟子が去って行く中で唯一人報恩の念厚く、残された清麿の借財を完済した人物でもある。初期の作風は師清麿同様に馬の歯風の互の目乱に足がよく入った刃文を焼くが、後には柾目肌に直刃を焼くなど、師には見られない新境地を打ち出している。
Katana: Signed ‘Fujiwara Kiyondo Saku’ / ‘Genji Gan Ju-gatsu Yokka Denmacho ni oite Taitai Dodanbarai Yamada Yoshitoyo’
武蔵 江戸時代末期 元治1年(1864) 鉄、鍛造