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暁斎が愛した能楽・狂言〜大藏彌太郎特別公演[第1回 末広がり]

暁斎が描いた能・狂言画から、《末広がり》を公演。大藏彌太郎氏による演目解説に加え、自ら大蔵流の狂言を学び、優れた能・狂言画を数多く描いた暁斎について、暁斎の曾孫・河鍋楠美氏と対談していただきます。

狂言・大藏流について
大藏流は、現二十五世 大藏彌右衛門虎久(とらひさ)まで続く能楽狂言 最古の流派です。

宗家は代々 幼名「千太郎」、成人名を「彌太郎」、宗家名を彌右衛門と称する事になりますが、特に十一世は織田信長公より「虎」の字を拝領し、彌右衛門虎政(とらまさ)というように虎の字のついた名のりをするようになりました。

十二世虎清(とらきよ)は豊臣秀吉に愛され流盛を拡大しますが、関ヶ原以降は徳川家康に仕え、幕府直属の狂言師となります。

1694年 十五世緑虎の時代に、時の将軍 徳川綱吉の上意により江戸に屋敷を拝領し、奈良から江戸へと移ります。

大藏流狂言には、宗家 大藏彌右衛門家を筆頭に、茂山千五郎家、茂山忠三郎家、山本東次郎家、善竹弥五郎家の五つの家(五家)が存在しますが、流祖 玄恵法印、二世彌兵衛より六百五十年余、現宗家虎久まで二十五世代を通じその流れを守っています。

写真撮影:国東薫

期間 2018年5月3日(木)午後2時から1時間程度(開場午後1時30分)
申込

不要。定員200名
※当日正午より、公演会場入口にて入場整理券を配布(お一人様一枚配布)

会場 東京富士美術館/本館 ミュージアムシアター
料金 無料(ただし、展覧会の入場料金が必要)
出演者・登壇者

出演:大藏彌太郎千虎
対談:河鍋楠美(河鍋暁斎記念美術館 館長)

演者プロフィール:大藏彌太郎千虎(おおくらやたろうせんとら)
昭和49年(1974)生。東京都在住。
能楽師大藏流狂言方。
公益社団法人能楽協会理事、同東京支部常議員。
大藏狂言SHIN-大藏三兄弟-長兄。

二十五世大藏彌右衛門の長男。
本名「基照(もとみつ)」。
祖父(故)二十四世大藏彌右衛門及び父に師事。
五才「以呂波」にて初舞台を経て、末広がり、千歳、那須、三番三、釣狐、花子の大曲を披く。
平成10年、宗家に伝わる幼名「千太郎」を襲名。
平成28年、成人名「彌太郎 千虎」を襲名。

開催形態 現地開催
展覧会 暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─ 詳細

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