Exhibitions of Embassies Part II: Embassy of the Republic of Croatia in Japan – Pathways to Cultural Exchange with the World –
開催期間 2025年7月12日(土)~2025年9月15日(月)
主催:東京富士美術館、駐日クロアチア共和国大使館
このたび、日頃より文化交流の窓口としてその国の文化を発信する活動にどこよりも真剣に取り組まれている駐日大使館の協力を仰ぎ、「大使館の美術展 ―文化交流随想―」の開催が実現いたしました。
本展は、各国の駐日大使館や大使公邸にある秘蔵の美術品や文化財をお借りすることで、これまであまり知られてこなかった文化の一側面を紹介する初めての試みです。また、大使館関係者によるセミナーやワークショップ等の開催、ショップやレストラン等とのコラボレーションは、生きた文化としてその国を一層身近に感じていただける機会となることでしょう。
これからも東京富士美術館は、各国と手をたずさえ、あらゆる形で平和創出のための文化交流を推進し、「世界市民を育む美術館」とのモットーのもと、優れた文化に親しむ機会を提供し続けてまいります。
駐日クロアチア共和国特命全権大使ドラジェン・フラスティッチ閣下より本展へのメッセージ
本展覧会にご来場いただき、誠にありがとうございます。
このたび、東京富士美術館との協力により、クロアチア 美術をご紹介する特別な展覧会を開催できますことを、心より光栄に存じます。
本展では、駐日クロアチア共和国大使館および大使公邸のコレクションより、厳選された貴重な作品をご覧いただけます。
普段、一般には公開されることのない作品の数々を展示できることを、大変嬉しく思っております。
展示作品は、紀元前3000年のヴチェドル文化から現代美術に至るまで、幅広い時代を網羅しています。 なかでも、クロアチアを代表するアーティストであるイワン・ラツコヴィッチ・クロアタ(1932-2004)やイワン・ラブジン(1921-2008)によるナイーブアート(素朴画)、そして国際的にも高く評価されているメルサド・ベルベル(1940-2012)の詩的かつ幻想的な表現にぜひご注目ください。
クロアチア美術は、私たちの国民性─深い歴史、身近な風景、そして確かなアイデンティティ─を映し出すものです。この創造的な遺産を日本の皆さまと共有できることを誇りに思うとともに、本展が両国間の友好と芸術的対話の懸け橋となることを願ってやみません。
最後に、東京富士美術館による多大なるご支援とご協力に、改めて心より感謝申し上げます。
どうか、クロアチア美術の世界をお楽しみいただき、心躍る発見の旅へとお出かけください。
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