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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

鶏図 Rooster

江戸時代中期(18世紀)/紙本墨画 軸装

91.0×30.6cm

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教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

若冲は庭に鶏を数十羽飼い、写生していたことで知られる。本作ではそのうちの1羽を捉えたものであろうか、米俵に乗り、まるでサーカスのように片脚でバランスをとる鶏が描かれる。正面向きの鶏は若冲の代表作である《動植綵絵 群鶏図》(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)や《仙人掌群鶏図》(西福寺蔵)にも登場するが、横向きの鶏に比べ、よりユニークな表情を見せる。本作は粗く描かれたように見えるが、米俵のしめ縄や、鶏の顔、羽、脚にいたるまで墨の濃淡を使い、丁寧に描写しており、よく見ると鶏冠や肉髯には微細な点状の模様が施されている。

ARTIST作家解説

伊藤若冲

Ito Jakuchu1716-1800

京の高倉錦小路の青物問屋の長男に生まれる。名は汝鈞。字は景和。斗米庵、米斗翁とも号した。絵画と禅に傾倒し「若冲」の居士(在家の仏道修行者)号を得たのち、40歳で家業を弟に譲り画業に専念した。最初、狩野派を学び、のちに京都の古寺に伝わる宋、元、明の中国画を模写し、当時流行した沈南蘋の細密な花鳥画や黄檗宗関係の水墨画などの影響を受け、写実と想像を巧みに融合させた画風を完成させた。85歳で没。

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INFORMATION作品情報

出品歴

2020年6月1日 (月)~7月5日 (日)

日本美術の巨匠たち 島根県立美術館(島根、松江市)

2019年3月26日 (火)~5月6日 (月)

伊藤若冲展 福島県立美術館(福島、福島市)

2018年3月24日 (土)~5月27日 (日)

大江戸展 長崎県美術館(長崎、長崎市)

2017年7月28日 (金)~8月26日 (土)

江戸絵画の真髄展 〜俵屋宗達から伊藤若冲、渡辺崋山まで江戸絵画260年をたどる〜 金沢21世紀美術館(石川、金沢市)

2016年10月4日 (火)~12月4日 (日)

若冲の京都 KYOTOの若冲 京都市美術館(京都、京都市)

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