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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

鉄錆地二十四枚張陣笠 Twenty-four Ken Jingasa Hat

江戸時代中期(18世紀)/鉄

34.0×31.0×12.0cm

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教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

陣笠は、戦国時代に足軽や雑兵が戦いの時、兜の代わりにかぶった笠のこと。薄鉄や革などで造り、漆を塗るのが一般的であり、江戸時代には黒漆に金で定紋を入れ、野外出行に際して将軍以下の家臣たちが用いた。本作は、二十四間の鉄錆地の薄鉄を七つの鋲で留めたもので、明珍派で江戸時代中期に生存したと思われる明珍宗紀(生没年不詳)が、戦国時代の陣笠の様式を忠実に模して作った作品である。

ARTIST作家解説

銘 明珍宗紀

Signed Myochin Munenori

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INFORMATION作品情報

出品歴

2006年8月24日 (木)~11月19日 (日)

日本美術の名宝展 オスカー・ニーマイヤー美術館(ブラジル、クリチバ)

1992年1月26日 (日)~3月22日 (日)

日本美術の名宝 キュンストラーハウス(オーストリア、ウィーン)

1991年8月10日 (土)~10月20日 (日)

日本美術の名宝展 スコットランド王立美術館(イギリス、エディンバラ)

1990年2月22日 (木)~4月1日 (日)

珠玉の日本美術の名宝展 サンパウロ美術館(ブラジル、サンパウロ)

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