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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

皇帝ナポレオン3世 Portrait of Emperor Napoléon III

1850年代/油彩、カンヴァス

132.0×100.0cm

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教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

フランスの皇帝ナポレオン3世(在位:1852-70)を描いた肖像画。ナポレオン3世はオランダ王ルイ・ボナパルト(ナポレオン1世の弟)とナポレオン1世の義理の娘オルタンスの第三子で、ナポレオン1世の没後、彼の名声を利用して1852年に国民投票で帝位に就き、ナポレオン3世と称した。即位の翌年、スペイン貴族の娘ウジェニーと結婚。ナポレオン3世の統治時代、フランスの工業生産は飛躍的に発展し、中でも1855年、67年に開催された万国博覧会に合わせ、セーヌ県知事のオスマン男爵に命じて実行した大改造計画により、パリを美しい近代都市へ生まれ変わらせるなど、多くの功績を残した。

ARTIST作家解説

ピエール=ポール・アモン

Pierre-Paul Hamon1817-1860

フランス北部の町リヴァロに生まれる。パリに出て、ロマン主義の画家レオン・コニエのアトリエで学んだ後、1845年から59年までサロンに出品した。艶やかな肖像画に見られるように、アカデミックな手法で対象を捉えることを得意とし、肖像画の他に風景画、静物画も残した。故郷であるリヴァロにほど近い、リジューの地で没した。

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