
開催中の「没後40年 アンドレ・ケルテス展~前衛写真の萌芽」の第2期の展示が始まりました(2月24日まで)。
本展は、写真をモダンアートへと高めた20世紀の最重要写真家アンドレ・ケルテス(1894-1984)の当館所蔵の貴重なヴィンテージ写真165点を中心に、モダンプリントや写真集などを含めて、3期に分けて展示します(第3期は2月26日から3月23日まで)。
同郷ハンガリーの後輩ロバート・キャパに仕事を紹介したり、カメラの使い方を教えるなど手助けをしたことでも知られています。キャパ亡き後は、弟のコーネル・キャパと親交を深め、一緒に来日を果たしています。
没後40年の節目に、ケルテスが遺した現代に続く写真芸術への功績を振り返る良い機会になれば幸いです。