3月2日(日)14:00からミュージアムシアターにて、「トークセッション『愛しのマン・レイ』を語る」を開催しました。登壇者は、マン・レイの蒐集家であり研究家として知られる石原輝雄氏、フェリス女学院大学准教授の木水千里氏、当館学芸員の宮川謙一です。
はじめに、石原氏からはご自身の半生やマン・レイ作品の蒐集活動にまつわるエピソード、またマン・レイの未亡人であるジュリエットとの交友についてお話しいただきました。次いで、宮川がニューヨーク時代のマン・レイゆかりの地を撮影した画像をもとに現地の様子を紹介しました。
続いて、木水氏からは「愛しのマン・レイ」展の展示手法や、マン・レイのパリ時代における写真や映像製作の活動について、ご自身の見解をお話しいただきました。最後に、それぞれの「愛しのマン・レイ」像についても語り合いました。
参加された方々からは、「マン・レイの人間性や魅力をより身近に感じられた」という感想が寄せられました。
