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『印象派 モネからアメリカへ -ウスター美術館所蔵-』作品紹介(6)

クロード・モネ
睡蓮
1908年 油彩、カンヴァス 94.8×89.9cm
ウスター美術館
Museum Purchase, 1910.26/Image courtesy of the Worcester Art Museum
『印象派 モネからアメリカへ -ウスター美術館所蔵-』に出品されている作品をご紹介させていただきます。
モネは、フランスの画家であり印象派を代表する画家です。1872年に制作した《印象—日の出》は、第1回印象派展(1874年)に出品され、このグループの名称の由来となりました。
1883年、ジヴェルニーに移住し《積み藁》《ルーアン大聖堂》などのシリーズによって、自然の対象が「時間」や「季節の推移」につれて変化する一瞬の様子を捉えた作品を次々と発表しました。また、晩年には自邸の睡蓮の池を描き続け、対象の形態を超えて光の変幻の色彩化を試みた連作は、特に有名です。
1910年、ウスター美術館はモネを扱う画廊デュラン=リュエルから本作を購入し、初めてモネを代表する《睡蓮》連作が美術館に収蔵されることとなりました。

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