
このたび、日頃より文化交流の窓口としてその国の文化を発信する活動にどこよりも真剣に取り組まれている駐日大使館の協力を仰ぎ、「大使館の美術展―文化交流随想」の開催が実現いたしました(6月23日まで)。
本展は、各国の駐日大使館や大使公邸にある秘蔵の美術品や文化財をお借りすることで、これまであまり知られてこなかった文化の一側面を紹介する初めての試みです。
第一回は、ロバート・キャパの故郷、ハンガリーの駐日大使館より拝借した、ハンガリーが世界に誇る最高級磁器ヘレンドを紹介いたします。みどころはヴィクトリア女王が愛したことでも知られる同磁器によるディナー食器セットです。
関連イベントとして、以下の講演会がございます(予約不要)。
講演会:ブダペストについて
日 時:4月19日(金)14時~15時
講演者:メレーニ・クリスティーナ(リスト・ハンガリー文化センター所長)
会 場:当館ミュージアム・シアター
また、講演会終了後の15時より喫茶モネにて「ヘレンドの食器で愉しむティータイム」を事前予約制で実施いたします(詳細は近日中に当館HPにて掲載)。
ぜひこの機会にハンガリーの生きた文化を感じていただければ幸いです。