
6月22日(土)、今年度、第一回目となる地域鑑賞会「あそびじゅつかん」が開催されました。
はじめに、創価大学教育学部のミュージアム・エデュケーションの受講生および当館のインターンシップの学生らが常設展示室内で子ども向けに英語でギャラリートークを実施し、香港にあるユーチョン幼児教育カレッジ(Yew Chung College of Early Childhood Education)の教員と学生21名が参加しました。
その後、あそびじゅつかんの子どもたちと保護者や教員25名が合流し、4つの作品を前に日本語でのギャラリートークが行われました。
子どもたちからは「絵をじっくりと見ることができ、色々な発見がありました」「それぞれの作品の描き方が違っていて、特に点々で描かれた作品が綺麗だと思いました」等との感想が寄せられました。香港の学生からは「子どもたちの発言が全て肯定的に受け止められており、美術鑑賞を通した伸び伸びとした良質な教育方法が勉強になりました」「このような有意義で先進的な実践の背景に、地域社会や家庭、教員、美術館、大学など、皆様の協力的な姿勢があり、素晴らしい取り組みであると思いました」等との感想が寄せられました。また、トーク実践をした学生からは「子どもたちの豊かな想像力に新しい絵の見方を教えてもらいました」「初めてのトークで緊張しましたが、子どもたちと触れ合えて楽しかったです」等との感想が寄せられました。