
12月13日(金)午前、八王子市立弐分方小学校5年生の皆さんが来館されました。
はじめに、開催中の「サムライ・アート展」を鑑賞しました。事前学習では、刀の作り方、刃文、家紋、甲冑のデザイン、印籠などについて学びを深めたほか、当館所蔵の海北友雪 《源平合戦屏風》の画像の一部分をクローズアップして、その場面の物語や牛若丸と弁慶の話などを学んで臨みました。児童は事前学習で学んだ作品を見つけると「あった!」と思わず声に出し、作品をじっくりと鑑賞しました。
後半は、創価大学教育学部「ミュージアム・エデュケーションⅡ」の受講生がアテンドし、常設展示室内の4箇所でグループに分かれて対話による鑑賞をしました。学生が作品に対する問いかけをすると、児童は元気いっぱいに自分の意見を発表し、鑑賞を深めました。
児童たちからは「時間が足りなかった。また来たい」「初めて(美術館に)来たけど、楽しかった」「たくさんの本物の刀剣が見られてうれしかった」「大学生の説明がわかりやすかった」などの感想が寄せられました。