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『印象派 モネからアメリカへ -ウスター美術館所蔵-』作品紹介(3)

ジャン=バスティト=カミーユ・コロー
ヴィル=ダヴレーの牧歌的な場所−池畔の釣り人
1865-70年 油彩、カンヴァス 56×71.6cm
ウスター美術館
Bequest of Mrs. Charlotte E.W. Buffington. 1935.45/ Image courtesy of the Worcester Art Museum
『印象派 モネからアメリカへ -ウスター美術館所蔵-』に出品されている作品をご紹介させていただきます。
コローは、伝統的な風景画から修行を開始し、歴史的風景画や古典的風景画とは異なる独自の様式を確立しました。彼の制作は戸外でのスケッチに基づき、イタリアなど多くの場所で描きましたが、パリのヴィル=ダヴレーという村に家族が所有する別荘があり、生涯を通じて訪問していました。
1860年代後半、痛風を患ったため、作品はパリのアトリエで制作されたと考えられています。本作の構図は、過去に滞在した記憶から導き出されたものでしょう。

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