
12月18日(土)、今年度第7回目となる地域鑑賞会「あそびじゅつかん」が開催され、八王子市立陶鎔小学校の児童、保護者、および市内外の小学校の先生方が来館されました。
今回は彫刻作品に焦点を当て、「どうして像は作られたのか?」という疑問のもと、その答えの糸口となるキーワード「神様お願い」「お墓はにぎやか」「お話を形に」「大切な人だから」を、事前に参加者で討議してから鑑賞しました。
ロビー展示されているエミール=アントワーヌ・ブールデル作《サッフォー》や屋外展示されているブールデル作《勝利》や、ジャンボローニャ作《ネプチューン》などを鑑賞し、作品名の意図、彫刻はどのようにして作られるのか学びました。
その後、今月より開幕した「西洋版画の魅力展」(明年1月30日まで)では、デューラー、ゴヤ、ミレー、マネ、ピカソなど、巨匠たちの作品をとおして版画の歴史をたどりました。
児童より「彫刻作品は、型をとって作られていることを知ることができてうれしかった」「ミレーの作品は版画とは思えないくらいキレイでした」などの感想が寄せられました。