
No.67《ネフェルトイティ(ネフェルティティ)王妃あるいは王女メリトアテンの頭部》
前1351~前1334年頃 テル・アル=アマルナ(中部エジプト地域)
©Staatliche Museen zn Berlin,Ägyptisches Museum und Papyrussammlung /S. Steiß
現在開催中の「古代エジプト展 天地創造の神話」に出品されている作品をご紹介させていただきます。
著名な彫刻家トトメスの工房で発見されたアクエンアテン王の妃ネフェルティティ、あるいは彼女の娘であるメリトアテン王女を表現した彫刻の頭部とみられています。
冠を取り付ける頭部など未完成の彫像ではありますが、自然で理想的な顔の形はアマルナ時代後期に年代づけられる最高傑作のひとつといえます。