
NO.19《腹ばいになる山犬の姿をしたアヌビス神像》
前1550~前1070年頃 出土地不詳
©Staatliche Museen zn Berlin,Ägyptisches Museum und Papyrussammlung / S.Kitai
現在開催中の「古代エジプト展 天地創造の神話」に出品されている作品をご紹介させていただきます。
アヌビス神は、墓地や死者の守護神であるとともに、ミイラ作りの神でもあります。黒色に着色されたこのアヌビス神像は、死者を守護するために祠堂もしくは木棺のふたに取り付けられていたようです。
時代が経つとアヌビス神は「頭がイヌ、身体がヒト」の姿で描かれるようになりますが、この時代は「イヌ」の姿で表現されていたようです。
※本展の展覧会キャラクターとして、アニメーションで展示をご案内します。
※緊急事態宣言延長にともなう時間短縮の措置により、開館時間を10:00-16:00(15:30受付終了)とさせていただいております。