
この度、2回にわたり、展覧会に関連したオンライン哲学カフェを開催しました。
講師に、伊藤貴雄氏(創価大学文学部教授、東洋哲学研究所研究員)および、吉良貴之氏(宇都宮共和大学専任講師、法哲学者)をお招きし、伊藤貴雄ゼミが運営する【はちおうじ哲学カフェ「学び愛」】の学生を中心とした皆さんが、ファシリテーター(進行)役を担いました。
10月17日に行われた第1回では【THIS IS JAPAN IN TOKYO × Zoom哲学カフェ】として、「あなたはなぜ美術館に足を運ぶのですか?」をテーマに、各々の美術館体験からはじまり、ヴァーチャル鑑賞などコロナ禍における美術鑑賞の在り方が議論に。
11月8日に行われた第2回では【ダ・ヴィンチ没後500年「夢の実現」展 × Zoom哲学カフェ】として、「天才とは?」をテーマに、身近にいる天才に気づいたり、天才を育む環境などにも話がおよびました。
両日共に40名近い参加者とともに約2時間、有意義な哲学対話が繰り広げられました。
参加者からは、「あまり人と会わない時期に全国の人と話すことができ、とても楽しかった」「普段気にしないことに意識が向けられ、新鮮だった」「凝り固まった思考パターンが解き放たれた」等々、たくさんの感想が寄せられました。