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2019.05.14

「サムライ・ダンディズム」展後期展示が始まりました

過去最大規模の印籠展としてご好評いただいている「サムライ・ダンディズム」展、本日(5月14日)より後期展示が始まりました。
昨日の展示替えで合計37点が展示替となり、新たに18点(内1点は屏風の場面替)が展示室に展示されました。
後期展示では、第1章の五箇伝コーナーの刀剣の多くが入れ替わりました。「無銘 来国真」「無銘 伝当麻」「銘 則房(片山一文字)」「銘 長光」「銘 勝光」「無銘 石州直綱」です。とりわけ井伊家伝来を示す拵と鎺を伴う則房(片山一文字)など、見ごたえたっぷりのラインナップです。
静嘉堂文庫美術館所蔵の柴田是真の印籠や、直江兼続の佩刀で没後に上杉家に献上された「後家兼光」の拵である「平目地芦雁蒔絵半太刀拵」も新たに展示されました。鹿の根付がかわいい酒井抱一下絵・原羊遊斎作の「秋草虫蒔絵金工象嵌印籠」も見逃せません。
永青文庫所蔵品では、細川家伝来の名工・原羊遊斎の印籠と、細川家の御国拵である信長拵の写しが登場しています。

武士のこだわりを示す刀と刀装具、なかんずく印籠がこれほどまとめて見られる機会は滅多にありません。6月30日までの会期終了までに、残り2回の展示替も予定(5月27日、6月10日)しておりますのでお目当ての作品がございましたらお見逃しのないよう、皆様のご来館を心よりお待ちしております。

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