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2019.01.04

特集展示「第1次世界大戦終戦100年〜フジタが見たパリ」開催

明日1月5日(土)より、当館常設展示室では写真コレクション特集「第1次世界大戦終戦100年〜フジタが見たパリ」が開催されます(新館・常設展示室7)。

本展は、今月19日(土)より当館で開催される「藤田嗣治 本のしごと その美しき本と愛しい挿絵たち」展に関連して、藤田嗣治(Léonard Tsuguharu Foujita, 1886-1968)が滞在していた20世紀前半のパリを中心とした写真を展示しています。

特に光の都パリに魅了され、世紀末から20世紀初頭のパリの景観を詩的に表現したアメリカ人写真家ハリー・エリス(1898-1927)をはじめ、藤田の一連の肖像写真を撮影したアンドレ・ケルテス(1894-1985)、瞬間の構図の切り取りで芸術としての写真表現を広げたアンリ・カルティエ=ブレッソン、藤田の仲間のエコール・ド・パリの芸術家たちを撮影したロバート・キャパ(1913-1954)などの作品群から、藤田が生きた戦中戦後のパリの雰囲気を少しでも感じ取っていただければ幸いです。
また、タゴールの詩集《アマルと王の手紙》の挿絵7点を藤田が手がけたことから、1916年来日時のタゴールの肖像写真もご覧いただけます。

本展は3月24日(日)まで。「藤田嗣治 本のしごと その美しき本と愛しい挿絵たち」展(本館・企画展示室)は1月19日(土)より3月24日(日)まで開催。

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