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2016.06.10

国立台湾美術館にて「浮世絵名品展」が開幕

6月4日(土)、当館が企画協力する「東京富士美術館所蔵 浮世絵名品展」が、台湾、台中市の国立台湾美術館で開幕しました。

本展は、葛飾北斎《冨嶽三十六景》や歌川広重《東海道五拾三次》をはじめ、喜多川歌麿の美人画や歌川国貞の役者絵、さらには歌川国芳の武者絵や戯画など、名品100点を紹介しており、そのほとんどが海外初公開です。

当館はこれまでも台湾との文化交流を推進し、なかでも国立台湾美術館では2013年に「オンサイト:ロバート・キャパ100周年回顧展」を企画協力し、多くの市民の方々にご来館いただきました。

開幕式では、行政院文化部の許秋煌・常務次長、国立台湾美術館の蕭宗煌・館長らが挨拶に立ち、多くの人々が日本美術の粋に触れ、台湾と日本の芸術の交流がさらに深まりゆくことを期待したいと語りました。開幕式には、当館を代表して五木田聡館長、平野賢一学芸部長が参加しました。

開会初日から、美術関係者や愛好家のみならず、ご家族連れや若い世代の人々が詰めかけ、展示室は数多くの市民で大盛況でした。本展は、7月31日まで開催されます。入場無料。

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