
11月7日・8日の2日間、「岡倉天心 生誕150周年 没後100周年記念 映画『天心』」の特別上映会を開催しました。8日には松村克弥監督が来館し、上映会に参加された方々に挨拶されました。
この映画は、明治という時代にあって日本の美を「再発見」し、新しい美を生み出そうと苦闘する 天心とその弟子である若き画家たち──横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山─の葛藤と師弟愛の物語です。
上映会に参加された方々からは、「現在開催中の『花鳥風月ワンダーランド』展では、この映画の舞台となっている五浦時代と同時期に描かれた「春秋」(前期のみ展示)や、菱田春草、下村観山らの作品も鑑賞することができました(ただし前期・後期で作品入れ替え有)」。「映画を鑑賞し、彼らの作品制作の背景を知ることにより、また違った角度から作品鑑賞を楽しむことができました」等のお声を多数いただきました。