8月26日（水）、児童文学作家で教育評論家の漆原智良氏のお話と読み聞かせの会を当館ミュージアムシアターにて開催しました。
2011年3月11日の東日本大震災から１ヶ月後、被災地の石巻では「がんばろう！石巻」との看板が立てられました。さらにその下から塩害にも負けず、がれきを押しのけるようにして咲いた一輪のひまわり。そのひまわりの種が希望とともに広がり、今や日本各地で大輪を咲かせています。
この被災地で実際に起きた出来事をもとに誕生した絵本『ど根性ひまわりのき〜ぼうちゃん』を、本日は東京大空襲で自らも家族を失った著者自身が様々なエピソードをまじえて読み聞かせをしました。舞台となった東北各地からもご来館いただき、場内は感動に包まれました。
次回のイベントは8月30日（日）スペシャル・ギャラリートーク「輪島塗の魅力を語る」を午前11時〜、午後2時〜の2回開催いたします。皆様のご来館を心よりお待ちしております。
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