
今回の展覧会の目玉はなんといっても16世紀前半、レオナルドの幻の壁画《アンギアーリの戦い》がまだシニョリーア宮殿の壁に残っていた時代に描かれたと考えられる板絵《タヴォラ・ドーリア》ですが、もしレオナルドの壁画が現存していたらどれくらいのサイズだったと思いますか? 《タヴォラ・ドーリア》は85.5×115.5㎝のサイズですが、展示室を出たロビーに4.5×6.2メートルの巨大なバナーがかかっています。これは実は、現存する模写等の資料をもとに推定再現した実際の壁画のサイズなのです。びっくりするようなスケールですね。
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