
展示作業4日目となる本日は、パラティーナ美術館、ホーン美術館、ウィーン美術アカデミー絵画館の学芸員の立ち会いのもと、点検・展示作業が行われました。
写真は輸送用の箱(クレート)です。中にはホーン美術館の《アンギアーリの戦い》の模写(油彩)が1点、おさめられています。箱の大きさからも中身の作品の大きさを想像できるかと思います。
また、午後より国立西洋美術館よりお借りしたタピスリー《キモンの戦い》を展示しました。本作はタピスリーの生産地として名高いブリュッセルで18世紀前半に織られたもので、その大きさは縦256.6cm、横614.0cmと大変に見応えのある作品です。写真はその展示作業の様子です。
本日はこうした大きい作品を一点一点、慎重に点検・展示をしました。