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常設展示作品を一部入れ替えました。

常設展示室の一部展示替えを行いました。展示作品については、ホームページの「展示中の収蔵品」からご覧頂けます。

また、今年度新たに当館に収蔵された、ポール・ゴーガンの《水辺の柳、ポン=タヴェン》が初公開となります。

1888年、ゴーガンがフランス・ブルターニュ地方の小村ポン=タヴェンに滞在した際に描いた水辺の風景画で、歌川広重の浮世絵を彷彿とさせる、画面を上下に貫く木の幹がとても印象的な作品です。じつはこの木の幹、理由は不明ですが、1938年以降の所有者によって塗りつぶされてしまっていました。それが、近年の調査によって絵具の下に幹の存在が確認され、修復を経て当初の描かれた形に戻されました。本来の姿で本作が展示されるのは1934年以来、約80年ぶりとなります。

本作はダニエル・ウィルデンスタイン著「ゴーガン」カタログレゾネ2001年版第2巻に作品No. 277として所収されています。

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