
いよいよゴールデンウィークが始まりましたが、お休みのご予定はお決まりでしょうか。
飛び石連休で遠くまで行けないという方には、東京富士美術館のヨーロッパの絵画と日本の江戸時代の絵画に触れるひとときをお勧めします。
さて、本日も14時より「江戸絵画の真髄」展の特別ギャラリートークを行いました。
連休初日とあって、50名以上の方にご参加いただきました。
《源平合戦図》や藤原鎌足の伝説を描いた《大織冠図》、《源氏物語図》など、それぞれの屏風に描かれた物語の場面の大変わかりやすい解説に、参加者も真剣に耳を傾けておりました。
興味をそそられ、学生時代に読んだ『源氏物語』などをもう一度読み返してみようかな、と向学心を刺激された方も多かったのではないでしょうか。
大人のみではありません。中学校の美術部の生徒さんたちは終始熱心にメモをとり、終了後、学芸員に日本美術に関する様々な質問を、生徒全員が矢継ぎ早にしていた様子も印象的でした。
中学生から大人まで、ギャラリートークに参加することで、さらに日本美術を身近に感じ、鑑賞を楽しむことができたようです。
なお、「江戸絵画の真髄」展の会期中に開催されるイベントは下記のとおりです。
(※イベントご参加には入場料金が必要です。土曜は中小生無料)
■「江戸絵画の真髄」展 記念講演会
演題:「東京富士美術館所蔵品にみる江戸絵画の魅力」
講師:岡田美術館館長・学習院大学名誉教授 小林 忠 氏
日時:5月5日(月祝) 14:00~15:00 ※時間を延長する場合がございます
会場:東京富士美術館・ミュージアムシアター
定員:200名(申込み不要)
■「江戸絵画の真髄」展 特別ギャラリートーク
「江戸絵画の真髄」展を当館の担当学芸員が楽しくわかりやすくご案内いたします。
開催日: 5月10日(土)、24日(土)、6月7日(土)、21日(土)
※各日14:00から1時間程度
※会期中、上記以外の土曜日14:00からは当館学芸員による新館・常設展示のギャラリートークを開催します