
当館が2012年にイタリア共和国に寄贈した《タヴォラ・ドーリア》が3月25日から6月29日までウフィツィ美術館の「地図の間」で特別展示されています。
《タヴォラ・ドーリア》は板(86cm×115cm)に油彩で描かれた作品で、レオナルド・ダ・ヴィンチが1503年にヴェッキオ宮殿のために制作した《アンギアーリの戦い》の主要場面の一つである「旗幟の戦い」を描いたものです。
この16世紀の貴重な絵画は、かつてレオナルドが描き、現在は失われたヴェッキオ宮殿の壁画《アンギアーリの戦い》がどのような作品であったかという問題にせまる最も重要で特別な作品としてウフィツィ美術館のレオナルドの展示室に隣接した部屋に展示されました。
当館HP掲載記事:イタリア共和国と協力協定を締結、絵画を寄贈(2012年11月27日付)
当館HP掲載記事:イタリア大統領官邸で展覧会 ナポリターノ大統領から謝辞(2012年11月28日付)