
当館が企画協力し、東京・恵比寿の東京都写真美術館で「101年目のロバート・キャパ─誰もがボブに憧れた」(会期:3月22日~5月11日 主催:朝日新聞社、共催:東京都写真美術館、企画協力:東京富士美術館)が3月22日(土)開幕しました。
本展は当館所蔵のロバート・キャパ作品150点を中心に構成され、生誕100周年を超えて等身大のキャパの新たな魅力にせまる意欲的な展覧会として企画されました。とりわけ、キャパが死の直前まで使用していた「最期のカメラ(ニコンS)」や、母ユリアに宛てた自筆の手紙、撮影当時の貴重なビンテージ・プリントなどが出品されるとともに、昨年新たに発見されたキャパの肉声を聞くことができる音声ガイド(有料)など、伝説となった写真家キャパを身近に感じることのできる展示となっています。
展示ではキャパの写真作品を「第1章 時代」「第2章 戦禍」「第3章 つかの間の安らぎ」「第4章 友人たち」「第5章 人々とともに」の5章で構成するとともに、キャパの実像にせまる「plus 1(プラスワン)」として「最期のカメラ」を中心とした特別な展示空間を設けています。キャパのユーモアや生きる喜びが表れた作品とともに人間キャパの魅力を感じていただける展示となっています。
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