
5月5日子どもの日、当館の展示室を使って、ダンスワークショップを開催しました。講師はフランス人舞踏家/振付家/コンテンポラリーダンサーのフィリップ・シェエール先生です。
赤ちゃんを抱くお母様からシニア世代の方まで、午前・午後共に幅広い年代の方に思い思いに身体を動かし、楽しんでいただきました。楽しそうな雰囲気に惹かれ、一般鑑賞者の方も途中から加わって踊ったりと、場の偶然性も更にプロジェクトを盛り上げました。
作品に描かれている場面の前後の状況を想像すること、作品の中の人物と同じポーズをとること、更にはポーズをとった時に出てくる感情に意識を向けること、などなど、自由で開放的な雰囲気の中にもヒーリングとしてのダンスのエッセンスが凝縮されていたように思われました。約1時間半のプログラム終了後、皆様お疲れかと思いきや、益々元気になった様子で、もう一度展示室に戻って新たな気持ちと視点で作品鑑賞をされる方も多くみられました。
フィリップ先生も大変に有意義なプロジェクトが実現できたと喜ばれ、また開催したいとのことでした。
次回のワークショップは夏休み期間(7月27日ほか)を予定しています。引き続き、楽しい企画をご用意し、皆様のご来場を心よりお待ちしております。