
本日より『レオナール・フジタの挿絵本』展が始まりました。
当館はレオナール・フジタ(藤田嗣治 1886-1968)の挿絵本コレクション50点を収蔵しています。画家フジタはパリ時代に多くの書籍や雑誌の表紙絵や挿絵を手がけました。本コレクションはその中でも部数限定のオリジナル版画作品入りの豪華本をはじめとした貴重なまとまったコレクションです。本展はこのフジタの挿絵本コレクションを中心に、ヨーロッパで育まれた限定豪華本の魅力と本の挿絵に発揮されたフジタ芸術の魅力を楽しんで頂くものです。
また、挿絵本と合わせて同時代に活躍したエコール・ド・パリの画家たちの油彩画・版画作品も展示します。
会期は6月30日(日)までです。オリジナル版画作品が多数綴じ込まれた部数限定のエディションナンバー入り豪華本に遺憾なく発揮されたフジタ芸術を堪能いただければと思います。